志良堂正史さん3「自分はこういうものを作りたいと思うものがなかったことに、数年かかって気づいた」
不満を感じたときに、その不満のない状態にいったとして、その、不満であれ在った何かがなくなった、不満とともにそれそのものがなくなった場所から何かを作り出すことは、何だって難しいことだと思います。「これじゃない」はすぐ見えても、「これだ」がくっきり見えるとはかぎらないから。
志良堂さんの手帳探しが見る人に与える影響は、単に手帳収集だけでなく、自分が作りたいゲーム像を見いだすために、インタビューや手帳集めをし、手帳収集をここまで拡げてきた、壁に対して効果的な違う手を探し打ち続..